と言っても本当の話ではなく、火曜日21:00から放送されている「民生R」の話。
今回の物語では入れ替わるのは全国民‼︎ 子供からおばあちゃんまで、そして全国各地で。
これまでのあらすじ
9年ぶり2度目の総理大臣就任を果たした武藤泰山(遠藤憲一)だったが、秘書の冴島優佳(あの)、闇バイトに手を出す青年、5歳の保育園児…と立て続けに国民と入れ替わるという前代未聞の事態に見舞われる。官房長官の狩屋孝司=カリヤン(金田明夫)をはじめ、書生の田中丸一郎太(大橋和也)、優佳、そして公安の新田理(山内圭哉)、猫田マモル(山時聡真)ら《チーム泰山》の強い結束と協力もあり、なんとか難局を乗り越え、内閣支持率も上昇の兆しを見せ始めていた。
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4話のお話
驚異的な生命力でなんとか持ち直した泰山(トメ顔)だったが、病院のベッドの上で身動きをとることもできず…。
一方、総理執務室を“天国”と勘違いするトメ(泰山顔)を対策本部に連行した田中丸たちは、トメから自身の身体が現在非常に危険な状態だと知らされる! 万が一、トメが亡くなってしまった場合、中に入っている泰山の身にも危険が及ぶと知り、大急ぎでトメの入院先を探し始める一同。しかしその最中、トメが対策本部から姿を消してしまい…!?自由を満喫しようと街に出たトメは、なんとファストフード店でアルバイトを! なんとかトメを見つけ出した優佳は、入院先を聞き出そうと必死に説得を続ける。しかしトメは、「せっかく手にした自由を失いたくない、今日だけは好きなことを好きなだけやらせてほしい」と懇願。優佳を引き連れ、パフェを食べたり、爬虫類カフェで楽しんだりと、やりたいことを次々と満喫する。
その頃、青森の病院に入院するトメの夫・進(伊武雅刀)と息子の恵介は、トメの延命治療について決断を迫られていた!

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元の体に戻り総理復帰なるか
トメの体が亡くなってしまえば秦山も死に至ってしまう可能性が高い状態。
周りの人たちはあの手この手でトメの病院を探すがトメ本人はお構いなしで好きなことを続けてる。
人間とはそんなものだと思う。
死を目前にして動ける身体を手に入れ、東京にいるのであればなおのこと、今までやれずにいたことを満喫したいと思うでしょう。トメの年齢を考えると若いときは子育てや介護で忙しく自由な時間など無かったと想像できますしね。
もちろん、元の身体に戻るのは決まっているのですが…
一方、秦山は意識は元気なのに身動きが取れない状態、そんな状況で秦山は何を思って病院のベットで横になっていたのでしょう…
高視聴率の理由は?
やはりなんといっても遠藤憲一の演技力では無いでしょうか?
入れ替わった人間を演じるのですから5歳の子供の遠藤、闇バイトに手を染めた青年の遠藤、瀕死のおばあちゃんの遠藤。
コミカルで面白い演技が見られます。
しかもコミカルだけでは無く本当にその人に思えてくるという背景には遠藤の演技力が無くては成り立たないもの!1人で同時に2役を演じる訳ですからどれだけの演技力なのでしょう?
ドラマのまとめ
なんと言っても遠藤の演技力があってこそ成り立つドラマですが、内容の一つひとつは今、私たちが日常で経験するかもしれない、もしくは経験するだろう内容が題材に選ばれています。
各家族が多くなった現代で子育ての大変さや、働いても働いても今まで普通と言われていた生活ができずに闇バイトに手を出してしまう青年、老老介護が当然になってきた現代の介護事情でどう選択するか?など国民の大半が悩み、解決策が見つからない内容が多く含まれているのでは無いでしょうか?
現実の総理大臣もこのドラマのように誰かと入れ替わって、私たち庶民の生活と悩みを体感してもらいと思ってしまうドラマだと思います。